神舟18号乗組員が初の船外活動 デブリ防護装置据え付け

 中国の宇宙ステーションで今年4月26日から活動している有人宇宙船「神舟18号」の葉光富、李聡、李広蘇3飛行士は28日午後6時58分まで約8.5時間、緊密に協力し、初の船外活動を行った。

 宇宙ステーションのロボットアームを使い、地上の科学研究者の協力・支援を受け、ステーションの宇宙デブリ防護装置の据え付けや船外設備・施設の点検などを行った。葉光富、李広蘇両飛行士が船外に出て作業し、無事に実験モジュール「問天」に戻り、船外活動は成功した。葉光富飛行士は2回目、李広蘇飛行士は初めての船外活動。

 中国有人宇宙プロジェクト弁公室の説明によると、計画では今後大量の科学実験と技術試験、乗組員の船外活動、ペイロード活用船外ミッションを実施する。〔北京28日発新華社=中国通信〕

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