【カンボジア】カンポット国際港の1期、6月に供用開始[運輸]

カンボジア南部カンポット州ボコールで開発されているカンポット国際港の第1期開発区域の供用が6月に開始される。クメール・タイムズ(電子版)が24日伝えた。

同港を開発するカンポット・ポートによると、第1期開発の事業費は1億4,000万米ドル(約220億円)。207ヘクタールの敷地に港湾施設、コンテナ保管区、倉庫、経済特区(SEZ)などの施設を建設している。供用開始後は、首都プノンペンの河川港プノンペン自治港(PPAP)、近接する近接するカンボジア唯一の深海港シアヌークビル自治港(PAS)を補完する役割を果たす。

カンポット州では国際港とは別に、国際航路のクルーズ船向けのカンポット国際観光港も建設されている。年内に供用が開始される見通しとなっている。

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