サッカー=バルセロナ新監督にフリック氏、ドイツ代表などで指揮

[マドリード 29日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナは29日、解任したシャビ・エルナンデス監督の後任としてハンジ・フリック氏(59)が2年契約で就任することを発表した。

フリック氏は母国ドイツ代表のアシスタントコーチとして2014年ワールドカップ(W杯)優勝に貢献して評価を高め、19年にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)監督に就任。同クラブでは20年に3冠を達成するなど2シーズンで7つのタイトルを獲得した。

21年からはドイツ代表監督を務めたが、翌年のW杯で日本に敗れるなどして1次リーグ敗退。日本にはその後ホームで行った国際親善試合でも大敗を喫し、23年9月に解任された。

フリック氏はクラブ公式テレビ番組で「この素晴らしいクラブで仕事を始めるのを本当に楽しみにしている。ここに来てから、誰もがこのクラブを愛し、成功するために全力を尽くしている姿を見ている。私はバイエルンでいくつかのタイトルを獲得しているので、バルセロナでもそれを続けたい」と意欲を示した。

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