県内初の取り組み ドローンで児童の通学状況など上空から撮影 交通安全対策に生かす=静岡県警

静岡県警は、通学する児童や車の流れを上空からドローンで撮影し、通学路の安全対策に生かす取り組みを始めました。

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この取り組みは、通学路の危険箇所を見つけて子どもたちが巻き込まれる事故を減らすため、磐田警察署などが企画しました。

5月30日は通学時間帯に合わせ、静岡県磐田市の福田小学校周辺の約1kmの範囲を上空80mから撮影しました。

県警では、交通捜査や災害時などでドローンを使用してきましたが、通学路の交通安全対策として活用するのは、全国的にも珍しく県内でも初の取り組みです。

<磐田警察署 田浦一博交通課長>
「子どもたちがどのように歩いているのか、例えば車がどう行き来しているのかがはっきりわかり良かったと思う。」

県警は6月10日に、磐田市や小学校関係者らと映像をもとに安全確保に向けた検討会を開催するということです。

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