イーストを12勝2敗で勝ち上がったセルティックス…2000年以降では8チーム目の好成績

2023-24シーズン。ボストン・セルティックスはリーグベストの64勝18敗(勝率78.0パーセント)を残し、リーグ最速でプレーオフ出場を決めた。「NBAプレーオフ2024」ではファーストラウンドでマイアミ・ヒート、カンファレンス・セミファイナルではクリーブランド・キャバリアーズをそれぞれ4勝1敗で撃破した。

そしてインディアナ・ペイサーズとのカンファレンス・ファイナルを無傷の4連勝で突破したセルティックスは、12勝2敗(勝率85.7パーセント)で「NBAファイナル2024」へ進出。現在は7連勝としている。

『Stathead』によると、2000年以降にプレーオフで12勝2敗またはそれ以上に高い戦績を残したのは今年のセルティックスが8チーム目だという。これまでの7チームのうち、NBAチャンピオンに輝いたのは3チーム。直近では2017年にウェスタン・カンファレンスを勝ち上がって優勝したゴールデンステイト・ウォリアーズ(14勝0敗)、同年にイーストを制したキャブズ(12勝2敗)が達成していた。

セルティックスは、現在ウェスト決勝で戦っているダラス・マーベリックス(3勝1敗)とミネソタ・ティンバーウルブズ(1勝3敗)の勝利チームと、6月7日(現地時間6日、日付は以下同)から幕を開ける頂上決戦で対決する。

レギュラーシーズンでリーグベストの戦績を残したことで、セルティックスはどちらが勝ち上がったとしても、7日の第1戦、10日の第2戦をホームのTDガーデンで戦うことになる。

NBA歴代単独トップとなるフランチャイズ史上18度目のリーグ制覇を目指すセルティックスは、1957年3月31日の初開催から、今年の初戦でファイナルのホームゲームとして通算71度目を迎える。

ファイナル開始まで1週間以上あるなか、31日にウェスト決勝第5戦が行われる。マブスが4勝目を挙げて決着をつけるか、それともウルブズがホームで粘って連勝し、シリーズを引き延ばすのか、注目していきたい。

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