泥の感触に大はしゃぎ 児童が手植え体験 「おいしいお米に育ってほしい」/岡山・津山市

鶴山小学校=岡山県津山市=の2年生48人が29日、同校近くの水田で田植えを体験し、昔ながらの手植え作業を通して農業の大切さを学んだ。

水田を所有する寺阪豊さん(74)=志戸部=らや指導のもと実施。植えたのは晩生のキヌムスメの苗で、児童は植え方を教わったあと素足になって田んぼの中へ。泥の感触に大はしゃぎしながらも一列に並び、綱の目印に合わせて3、4本ずつ丁寧に植えていった。

川島健新君(7)は「泥がぬるぬるしていてこけそうになったけど楽しかった。おいしいお米に育ってほしい」とにっこり。

今後は苗の成長を見守りながら、10月初旬に収穫体験を行う。

寺阪さんから植え方を教わる子どもたち

© 津山朝日新聞社