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[クアラルンプール 30日 ロイター] - アルファベット傘下グーグルは30日、マレーシアに初のデータセンターとグーグルクラウドの拠点を開設するため、同国に20億ドルを投資すると発表した。
東南アジアはハイテクに精通した若年人口が多く、最近はマイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、アップルなどの米ハイテク大手が高い関心を寄せ、多額の資金を投じている。
グーグルの声明によると、データセンターとクラウドリージョンは中部セランゴール州に現地企業サイム・ダービー・プロパティが運営するエルミナ・ビジネス・パーク内に設置。データセンターは検索や地図などのアプリや人工知能(AI)サービス提供を支援、クラウドセンターは地元企業や公共部門の組織にサービスを提供する。
グーグルのルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は、マレーシアと手を組み、「イノベーションを支援するエコシステムを構築し、デジタル変革の可能性を引き出す」取り組みを進めるとした。