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Yunoaが、新曲「drowning」を配信リリース。あわせて、同楽曲のビジュアライザーが公開された。
本作では、Yunoaのベッドルームで繰り広げられるセンセーショナルな独り時間を描いている。ベッドで1人音楽を聴くことで、現実世界から目を背け、自分だけの世界に沈んでいく逃避の様子と共に、毎晩脳内で繰り返される自分自身への“いくつものネガティブな声”を表現。
前作「sadless」と地続きな内容だが、本作は徹底的に現実世界と一線を引く厭世的な内容となっており、「sadless」での淡々とした冷ややかなボーカルの印象から一変して、多彩なボーカルワークも魅せる、攻撃的なダークポップサウンドになっている。
アートワークは、「sadless」から作品を手掛けるClassic 6が担当。AI生成を用いて作り出されたという、実際には存在しない生き物をモチーフとしたカバーアートに。一見奇妙で異端の存在に見えるが、どこか繋がりや温度感といった生命体らしさも感じさせるアートワークは、Yunoa自身、あるいは心の中に潜む何者かをイメージさせる仕上がりだ。
なお、Yunoaは先日、作曲家/音楽プロデューサーの澤野弘之率いるチームプロジェクト NAQT VANEにボーカリストとして加入することが発表された。
(文=リアルサウンド編集部)