「日本人の品格だ」大谷翔平の“一礼”を敵地メッツ・ファン称賛「愛と尊敬を」「この男を憎むことはできない」

現地5月29日、ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・メッツと対戦して10対3で勝利し、敵地での3連戦を3連勝で終えた。

大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、1死二塁で迎えた5回の第3打席で適時打を放つと、2死二塁の場面で打席に立った8回の第5打席で、左翼スタンドに14号2ラン本塁打を叩き込んだ。

この試合で大谷がみせた仕草が、メッツ・ファンの間で話題になっている。米放送局『SportsNet New York』がX(旧ツイッター)に投稿したのは、ネクストから打席に向かってゆっくり歩く大谷が、メッツ・ベンチのカルロス・メンドーサ監督に向かって軽く手を挙げ、ヘルメットのつばに手を当てて一礼したシーンだった。
同放送局が「ショウヘイ・オオタニが打席に入る前、メンドーサ監督に一礼し、頭を傾けた」と紹介すると、メッツを含む米ファンがすぐに反応。「素晴らしい仕草」「これが日本人の品格だ」「日本人は米国の娯楽と伝統を尊重している」「愛と尊敬を」「この男を憎むことはできない」「いい男だ」「止めてくれ、嫌いになれない」などと、称賛の声を挙げた。

ロサンゼルス・エンジェルス時代には、ヒューストン・アストロズの当時監督だったダスティ・ベイカーにも同じように一礼する姿が話題となっていた。

構成●THE DIGEST編集部

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