常田耕平が別れの言葉「ワッツブースターの皆さんが大好き」…GMはエール「下なんかむくんじゃないぞ!」

青森ワッツは5月30日、常田耕平が滋賀レイクスへ移籍することを発表した。

現在24歳の常田は、186センチ85キロのポイントガード。正智深谷高校、明治大学の出身で、2020-21シーズンに三遠ネオフェニックスでBリーグデビューを飾った。2022-23シーズンに青森へ加入すると、58試合の出場で1試合平均5.3得点1.1リバウンド2.6アシストを記録。2023-24レギュラーシーズンは51試合の先発を含む59試合の出場で同8.5得点1.3リバウンド2.0アシストの活躍を見せ、チームを「日本生命 B2 PLAYOFFS 2023-24」出場に導いた。

常田はクラブの公式HPを通じて、青森でのキャリアを振り返りつつ、ファンへ別れの言葉を送った。

「青森ワッツを退団することになりました。今シーズン青森ワッツが存続危機に陥るなか、それを救ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。僕は北谷さんからの誘いがなければ、ここまで成長する事ができなかったし、バスケを辞めていたかもしれません。ワッツでプレーできたおかげで、バスケの楽しさや、プレーできる喜びを感じる事ができました。そんな僕を温かく迎え入れてくれた、ワッツブースターの皆さんが大好きです。大好きなら残れよとかは言わないでください。笑 ワッツブースターだから、僕の背中を押してくれるんじゃないか、ワッツブースターがいるから、これからのワッツも大丈夫だと思って決断しました!沢山の応援本当にありがとうございました!またどこかで会える事を楽しみにしてます」

また、北谷稔行ゼネラルマネージャーは「この2年間、一緒に仕事ができて本当に嬉しかったです」と率直な思いを明かし、次のように続けた。

「耕平に興味を持ち、耕平と話をしていく中で、耕平の魅力に惹かれました。そんな中、バスケを続けないかもと聞き、一緒にやろうと必死に誘ったのを昨日のことのように覚えています。そんな耕平がどこのチームからも誘われる選手に成長したのは、相当努力したに違いないです。チームを愛し、ブースターを愛する耕平はどこに行っても成長できるでしょう!青森のために戦ってくれて本当にありがとう。これだけは約束しよう。絶対、下なんかむくんじゃないぞ!1人のファンとして、青森ブースターの代表として応援しています。天皇杯とかで、もしも対戦する時が来たら、モネとすすむでダブルチームするから笑 また会う日まで・・・」

© 株式会社シーソーゲーム