宮迫博之、4年11か月ぶり地上波出演“完全消滅” 直撃に千葉テレビ断言「放送は行ないません」 まさかの事態のワケ

宮迫博之(C)ピンズバNEWS

4年11か月ぶりの地上波出演となるはずだったが――。

5月30日午後、元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)が自身のX(旧ツイッター)を更新。同月28日に告知していたテレビ番組の出演が、放送中止になった、という報道に言及した。

発端となったのは、5月28日にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で宮迫が、6月3日深夜放送の千葉テレビの番組『匠の教室』に出演する、と語ったことだった。

「YouTube動画では“5年ぶり”と紹介されていましたが、正確には宮迫さんが闇営業問題で2019年6月24日に謹慎処分となってから4年11か月ぶりの地上波ですね。

『匠の教室』は、宮迫さんが出る前から計8回放送されていたローカルの深夜番組。動画では収録の様子なども紹介されていたんですが……」(テレビ誌編集者)

千葉テレビの公式サイトに掲載されている番組表では、『匠の教室』が放送されるはずの6月3日の25時30~26時(4日の午前1時30分~2時)の時間帯には『ダイヤモンド☆コレクション』という別の番組が掲載されている。それを受けて『日刊ゲンダイDIGITAL』は千葉テレビに取材を行ない、5月30日の午前に記事を公開。

「取材に対して千葉テレビは、制作会社が収録をしたのは事実としながらも、『匠の教室』の放送はない、とコメントしていたんです」(前同)

この件に対して宮迫は30日の午後、X(旧ツイッター)で、

《5/28公開の動画でお伝えした、千葉テレビさんでの番組出演に関して、放送中止の報道がなされていますが、現在チームで事実確認を進めております。

改めてしっかりとご説明をさせていただきます。

ご心配をおかけし申し訳ありません》

と投稿した――というのが、一連の流れだ。

■千葉テレビにあらためて聞くと――

弊サイトがあらためて千葉テレビに事実確認を含めて聞いたところ、広報担当者が取材に応じてくれた。

まず、「放送はない」としていた件を、別日の放送の可能性も含めて再度聞いたところ、

「日程関係なく、放送は行ないません」

と、断言。

さらに、なぜ放送を行なわないのか、について聞くと、

「本来であれば、制作会社が“こういう企画をやりたい、やります”というのを弊社に報告を入れてから進めるのが、番組制作の正式な手続きだと思うんですが、そういったことがなされずに、企画自体が進んでしまって、撮影も終わったと。それで、出演者の宮迫さんのYouTubeで世に告知されることになってしまった。弊社としては、そこが問題がある、となっています」

ということだった。

宮迫が今後、千葉テレビに出演する可能性があるかを尋ねたところ、

「答えられませんが、世の中の風潮を見て、という形になるかと思います」

という回答だった。

「コメントを聞く限り、局に対して正式に制作の許可を取っていないのに、制作会社が独走して番組を収録。さらに放送日まで告知してしまった、ということですよね。それでもし、そのまま本当に放送されるようなことになれば、番組放送の決定権が千葉テレビにはない、ということになるわけで非常にまずいこと。番組の制作、放送までの手順が決して許されるものではなかった、ということで、千葉テレビは“放送しない”という判断に至ったと考えられます。

おそらくは、番組制作会社と千葉テレビの間のやりとり、コミュニケーションに問題があったと考えられますが、『匠の教室』はこれまでも千原兄弟の千原せいじさん(54)や、ピン芸人の中山功太さん(43)なども出演しているちゃんと実績がある番組。今回に限ってこんなトラブルになってしまうとは、宮迫さんは運がないといいますか……さすがに今回は、可哀相な気がしますね」(ワイドショー関係者)

宮迫は、前述の5月28日のYouTubeで、過去には「後に生じる大人の事情」で何度か地上波復帰が流れたことを明かしていた。事情は違うものの、どうやら、またしてもの事態になってしまったようだーー。

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