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政府と東京電力は、今年10月に延期されていた福島第一原発に残る燃料デブリの試験的な取り出しについて、早ければ8月にも着手すると明らかにしました 。
東電は、 福島第一原発の廃炉に向け、2号機で溶け落ちた核燃料=燃料デブリの 試験的な取り出しを行う予定です。 これまで東電は、10月までに取り出すとしてきましたが、30日、 早ければ8月にも開始すると明らかにしました。
計画では、3グラム以下の燃料デブリが 取り出される予定です。
一方、相次ぐトラブルを受け、5月7日から始まっていた 廃炉作業の点検は、6月上旬に完了する見通しとなりました。これまでにおよそ950の作業を点検し、9割以上の作業が再開されました。 また、570の作業で防護措置を見直したということです。
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