![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1168882167296213965/origin_1.jpg)
京葉線のダイヤ改正を巡る今回のJR側の対応について、見直しを求めていた千葉市の神谷俊一市長は30日夕方、取材に応じ、次のように述べました。
千葉市 神谷俊一 市長
「必ずしも十分なものではないが、千葉市が要望してきた事項やアンケート結果と照らし、一年を待たずに再改正いただいたことはスピード感のある異例の対応であり、年度途中の変更作業は非常に大変なものがあったと思うが、できるだけ早く地域の声に応えていただいたのは大変ありがたく、一定の評価はできる。例年3月にダイヤ改正が行われているが、アンケート結果やこれまで申し入れてきた内容などを踏まえ、さらなるダイヤ改正が実施されることを期待している」
また、熊谷知事もコメントを発表し、「秋口にダイヤ変更を実施するという異例の対応をしていただき、大変感謝している」としました。
その上で、JRに対し「京葉線の速達性や利便性の確保などについて、今後も引き続き検討を行っていただきたい」と求めています。
一方、今回のJRの対応に京葉線の沿線自治体の一つ、習志野市は「反対」を表明しました。
習志野市の宮本泰介市長は、「各駅停車の本数を減らすという変更に唖然としており、到底容認できない」と批判しました。
そのうえで、各駅しか停まらない新習志野駅を抱える習志野市として「駅利用者を粗末に扱う変更で反対」とコメントしています。