「ツキノワグマ」がイノシシ・シカの罠に 岡山県の管理計画に基づいて山に放獣 体長1m45cm・体重85キロ【岡山・津山市】

きょう午前10時ごろ、岡山県津山市奥津川で津山市鳥獣被害対策実施隊員が、罠の見回りをしていところ、イノシシ・シカ用の罠にツキノワグマ1頭が捕獲されているのを発見し、勝北支所に午前10時40分ごろ連絡しました。

正午頃、地元自治体や警察で現地を確認したところ、体長1メートル45センチ、体重85キロで、推定10歳以上のオスのツキノワグマ1頭が捕獲されていました。

岡山県などでは、ツキノワグマ管理計画に基づいて放獣することを決め、いったん麻酔銃で眠らせ、すでに山に放したということです。

これまでに、このクマによるけが人などの報告は入っていません。勝北支所では夕方から防災行政無線で注意を呼びかけているということです。

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