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東広島市の瀬野川水系で今年度継続されることになった有機フッ素化合物=PFAS(ピーファス)の調査で、最大で国の指針値の76倍となる値が検出されたと発表しました。
東広島市の瀬野川水系の河川と地下水からは、2023年から国の暫定指針値を超えるPFAS(ピーファス)が相次いで検出されています。
東広島市は、「環境調査検討委員会」を設けて、今年度も、引き続き河川5カ所などでモニタリングする方針を決め、4月に水を採取していました。
今回新たに判明した結果は、1Lあたり140~3800ngで、高いものは、国の指針値(50ng/L)の76倍にあたります。
特に、瀬野川の源流付近となる3地点では、これまでの検査よりも高い値を検出しました。
東広島市は、変化の理由は不明だとして、「引き続き、発生源特定のための調査と汚染源の除去を国に対して要望している」としています。
また、汚染の推移を観測するために地下水でも調査を継続するということです。