寅子のお守りを持つ男性が登場、SNS混乱「優三さん!?」

昭和の東京で生まれ育ったヒロインが、女性初の弁護士として人々を救うまでを描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。5月30日放送の第44回では、寅子が夫・優三に渡したお守りを持つ男性が現れ、一時SNSが騒然となった。

寅子を訪ねてきた小笠原(細川岳)の話を聞く寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

寅子(伊藤沙莉)たちにすべてを打ち明けてこの世を去ったの父・直言(岡部たかし)。なんとか日々を生きる寅子のもとに、夫・優三(仲野太賀)と戦地で一緒だったという小笠原(細川岳)が訪ねてくる。寅子は小笠原から、優三に渡したはずのお守りを受け取る。

母・はる(石田ゆり子)は、寅子に悲しみを乗り越えるためのお金を渡す。闇市をさまよううち、優三と焼き鳥を食べた思い出がよみがえる寅子。川辺で焼き鳥を食べながら、優三からかけられた言葉を思い出し涙を流すのだった。

冒頭で小笠原が優三から預かったお守りを奪われかけ、必死に守ろうとするシーンが流れた今回の放送。その時点では後ろ姿しか描かれていなかったことから、優三が戦地から戻ってきたことを期待する視聴者が続出。

改めて優三の死が確定した一連のシーンに、SNS上では、「優三さん!?って思ったのに・・・違ったよ~」「あの通知は間違いで優三さんは生きてたのか・・・?と期待してしまった」「優三さんの死は確定してしまったんやな」と嘆く声が相次いでいた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。5月31日放送の第45回では、寅子が新聞の「日本国憲法」の記事を目にし、家族会議を開く。

文/つちだ四郎

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