【巨人】阿部監督が1号3ランの新助っ人を称賛「『いけるんじゃないか』っていう雰囲気をつくってくれた」

3回、3ランを打った巨人・ヘルナンデス 

巨人の阿部慎之助監督(45)が5点差を引っくり返しての逆転勝利に満面の笑みだ。

30日のソフトバンク戦(東京ドーム)では先発・高橋礼が古巣相手に3回5失点とKOされた。だがその裏に攻撃陣が奮起。丸の適時打、新助っ人・ヘルナンデスの来日1号3ラン、岡本和の10号逆転2ランが飛び出し一挙6得点。2番手・井上が4イニングをパーフェクトに抑えるなど高梨、バルドナードの左腕3投手による完全継投で6―5で逃げ切った。

指揮官は「いやもう、序盤どうなるかと思ったんですけど、よく打って返してくれましたね」と久々の打線爆発にニッコリ。助っ人の一発には「『いけるんじゃないか』っていう雰囲気を作ってくれたすごくいい一発だったと思います」と最敬礼だった。

試合前のミーティングで投手陣を思いやっていた。「ピッチャーもいつか打たれるだろうし、野手が打って勝つ試合というのもあるだろうから、それを我慢してみんなピッチャー陣は今まで通り頑張ってくれ」とナインの前で投手陣をねぎらったと明かした。

パ・リーグ首位のソフトバンクに2勝1敗でカード勝ち越し。「勝ち点1取れたんで、勝ち点2取れるように、また明日からしっかり切り替えてやりたい」と指揮官は31日からの西武戦(ベルーナ)へ前を向いた。

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