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松井稼頭央監督(48)が電撃休養したばかりの西武は30日の中日戦(バンテリン)に3―0と勝利。反転攻勢へ交流戦2勝1敗の勝ち越しスタートを切った。
「明日勝たないと意味がない」
前日の〝初勝利〟で渡辺久信監督代行(58)はこういって1勝に浮かれることなく、貪欲に勝ち越しに執念を燃やしていた。
9月以降の24試合を意味のある試合にするために、8月末までの3か月間でまず借金15の返済を目指す西武。スタートの3連戦でノルマを達成した。
この日、打のヒーローは初回の先制点、6回に追加点に1安打2打点の岸潤一郎外野手(27)だった。
ヒーローインタビューに立った岸は「接戦になると思っていたので、早い段階で先制点を取ろうと思っていた。(初回の一塁ヘッドスライディングは)先制点を取ってあげたいという気持ちでしっかりセーフになれたと思う。(6回の適時打は)必死に食らいついていった結果、いいところに飛んでくれた」と2打点の場面を振り返った。
渡辺代行になってチームは団結力を増し懸命のプレーが続いている。
これに岸は「チーム全体で必死に勝っていく雰囲気ができているので、これからも連勝していきたい。交流戦が始まって間もないのでこれからもカード勝ち越し、連勝をしっかり狙ってやっていきたい」と迷いなく答えていた。