【ミャンマー】W杯日本代表戦、チケットを事前販売[社会]

ミャンマー代表戦の会場「トゥワナ・スタジアム」(ミャンマーサッカー連盟フェイスブックより)

ミャンマーサッカー連盟(MFF)は6月4~5日、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選B組の日本・ミャンマー代表戦(6月6日・ヤンゴン)の観戦チケットを事前販売する。1枚当たりの価格は2,000~5,000チャット(約149~373円)。

チケットの事前販売は午前10時から午後3時、試合会場「トゥワナ・スタジアム」のゲート2で受け付ける。チケットが残っていれば、当日券も販売する。ミャンマー人の購入には、身分証明書の提示を求めている。

日本代表サポーターの観戦エリアも用意されており、別ルートでの販売手続きも進んでいる。試合は6日午後6時40分(日本時間午後9時10分)キックオフ予定。

ミャンマーでは2021年2月1日、国軍がクーデターで実権を掌握。日本代表がヤンゴンで試合するのは5年ぶりで、政変後で初めて。政情不安が続く中での代表戦の開催や、日本サッカー協会(JFA)とMMFが今月にパートナーシップ協定を交わしたことに対し、日本在住のミャンマー人らから抗議の声も出ている。

日本のミャンマーとの対戦成績は8勝5分2敗。両チームはこれまで、1955年、65年、2019年の3回、ミャンマー国内で対戦している。

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