東武線で人身事故 男子高校生が死亡…電車にはねられる 夕方の踏切で悲劇、目撃した20代女性が通報 最大79分の遅れ 病院で息を引き取った15歳

東武アーバンパークラインで人身事故 列車にはねられ、男子高校生が死亡

 29日午後6時56分ごろ、埼玉県さいたま市岩槻区加倉2丁目の東武アーバンパークライン「野第42号」踏切内で、柏発大宮行き上り普通列車(6両編成)に千葉県野田市の男子高校生(15)がはねられた。高校生は搬送先の病院で死亡が確認された。

 岩槻署によると、列車が岩槻―七里間を進行中、高校生と衝突した。乗客、乗員にけがはなかった。事故を目撃した20代女性から「電車と歩行者の事故」と110番があった。同署が詳しく調べている。東武鉄道によると、同線は同日午後8時12分に運転を再開。事故により上下計22本が運休、最大79分の遅れが発生し、乗客約8900人に影響が出た。

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