レイズが2戦連続サヨナラ勝ち アスレチックス3連戦に勝ち越し

【アスレチックス5-6xレイズ】延長12回タイブレーク@トロピカーナ・フィールド

日本時間5月31日、レイズは本拠地トロピカーナ・フィールドでのアスレチックス3連戦の最終戦を迎え、延長12回までもつれた熱戦の末に6対5でサヨナラ勝ち。前日に続いて2試合連続のサヨナラ勝ちとなり、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レイズ7番手のリチャード・ラブレイディは昨季所属していた古巣を相手に1イニングを無失点に抑え、今季初勝利(3敗)をマーク。アスレチックス6番手のタイラー・ファーガソンはメジャー初黒星(0勝)を喫した。

初回にアイザック・パレイデスの10号2ランで先制したレイズは、2回裏に前日のヒーローであるホセ・シリが4号ソロを放ち、3対0とリード。ところが、2番手のタイラー・アレクサンダーが3回表にシェイ・ランゲリアーズの12号2ランなどで一挙4点を失い、アスレチックスに逆転を許した。その後は両軍とも得点を奪えず、試合は1点差のまま最終回に突入。9回裏、アスレチックスは剛腕クローザーのメイソン・ミラーを投入したが、レイズは一死からシリが5号ソロを放ち、4対4の同点に追いついた。

10回表、レイズはエイブラハム・トロのタイムリーで勝ち越されたものの、その後の無死満塁の大ピンチを切り抜け、10回裏一死2・3塁からランディ・アロザレーナの犠飛で同点に。11回は両軍とも無得点に終わり、12回表を7番手のラブレイディが無失点に抑えると、12回裏一死3塁からリッチー・パラシオスがタイムリーを放ち、6対5のサヨナラ勝ちとなった。レイズはこれで28勝29敗の借金1。あすのオリオールズ戦に勝利すれば、借金を完済して5月を終えることができる。

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