長崎国際大が初V! 九州大学春季バレー1部男子 女子も健闘3位 

春季リーグで初優勝した男子の長崎国際大

 バレーボールの九州大学春季1部リーグは23~26日、鹿児島市の南栄リース桜島アリーナで男子の最終週が行われ、長崎国際大が昨秋のリーグ戦に続いて初優勝を飾った。女子の長崎国際大も3位と健闘した。
 男子は6チームによる2回戦総当たりリーグで競った。長崎国際大は開幕から9連勝。最終戦で2位の福岡大に2-3で敗れたが、通算9勝1敗で2季連続優勝を果たした。長崎国際大からリベロ古川竜也が最優秀選手とリベロ賞、MB下竹春輝がスパイク賞、セッター田中陽大がセッター賞を受賞した。
 古川、下竹、田中に加えて、OH村岡洸士郎、OP草野真輔は九州選抜のメンバーに選ばれ、西日本大学5学連男子選抜対抗戦(8月下旬・愛知)の出場を決めた。団長は長崎国際大の坂本亘監督、飯沼慶介氏がコーチを務める。
 女子は12チームがA、Bパートに分かれて、総当たりのレギュラーラウンドを実施。ファイナルラウンドは上位、中位、下位パートに分かれて、最終順位を決めた。
 Aパートの長崎国際大はレギュラーラウンドで4勝1敗の2位。上位リーグ(1~4位)に進出して、ファイナルラウンドは九共大に3-2で競り勝ったが、鹿屋体大、福岡大に敗れた。OH大串衣咲がAパートのレシーブ賞とサーブレシーブ賞を獲得した。
 長崎県勢はこのほか、女子1部12位の長崎純心大がチャレンジマッチ(2部以下)1位の福岡教大との入れ替え戦に0-3で敗れて、降格が決まった。

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