「カマダは低い金額を望んでいる」鎌田大地、ラツィオとの契約更新が難航か。移籍専門記者が言及「契約解除金の額に同意するのを待っている」

去就が注目される日本代表MF鎌田大地について、イタリア1部ラツィオ残留濃厚から一転、契約更新が難航しているようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が5月31日、自身の公式Xで伝えている。

「ラツィオは、給与面で合意した後、契約延長を完了するためにダイチ・カマダが契約解除金の額に同意するのを待っている。ラツィオは契約解除金、2000 万ユーロ(約34億円)程度を希望しているが、カマダはそれよりも低い金額を望んでいる」

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クラブが契約更新に向けて動くなか、契約解除条項の金額交渉で行き詰まっているという。

またロマーノ氏は、フランクフルトの元監督であるオリバー・グラスナー氏が指揮するプレミアリーグのクリスタル・パレスが、鎌田を狙っているという報道にも触れ、「クリスタル・パレスは元監督のグラスナーとともに、何が起こるかを待っている」と移籍の可能性もあると発信した。

これまで現地メディアでは鎌田とラツィオの新契約が締結目前であると報じられてきたが、ここにきて状況が変化。果たしてどんな決着を迎えるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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