サッカー=賭博違反疑惑のパケタ、ブラジル代表残留 連盟が擁護

[リオデジャネイロ 30日 ロイター] - ブラジルサッカー連盟(CBF)は30日、賭博違反疑惑が浮上しているMFルーカス・パケタについて、すでに発表されている南米選手権(コパ・アメリカ)の代表メンバーから外さない意向を示した。

パケタは今月23日、2022年から23年にかけてのプレミアリーグ4試合についてイングランド・サッカー協会(FA)賭博違反で告発された。

CBFはFAとの協議の結果、「FAが報告した事実を考慮し、CBFは法務、ガバナンス、コンプライアンス部門らの共同意見の後押しでパケタの代表招集を維持することに決めた」との声明を発表した。

また、「パケタ選手はこれまで、制裁を科す権限を持つ機関から何も罰せられていない」とし、「クラブであれ国の代表であれ、現時点で彼には自身と家族の生活を支えるプロとしての仕事を完全かつ無制限に行う自由がある」と説明した。

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