千葉ジェッツが主力3選手と契約継続…B1全試合出場の“ルーキー”小川麻斗とは複数年契約

B1リーグの千葉ジェッツは5月31日、ジョン・ムーニー、クリストファー・スミス、小川麻斗の3選手と2024-25シーズンの選手契約継続に合意したと発表。小川とは2025-26シーズンまでの2年契約となることも公表された。

アメリカ出身で現在26歳のムーニーは、206センチ111キロのセンター兼パワーフォワード。オーストラリアを経て2021-22シーズンから千葉Jへ加入すると、今シーズンは富樫勇樹とともにキャプテンを務めた。リーグ戦では51試合の出場で17.9得点12.0リバウンドをマークし、自身初のB1リバウンド王を受賞。天皇杯連覇と東アジアスーパーリーグ(EASL)優勝の2冠に大きく貢献した。

同じアメリカ出身で30歳のスミスは、193センチ95キロのシューティングガード兼スモールフォワード。ヨーロッパでプロキャリアを重ね、2021-22シーズンから千葉Jへ移籍すると、レギュラーシーズンベストファイブやベスト6thマンを受賞。今シーズンはオーストラリアでプレーしていたが、今年3月に千葉Jへ加入し、リーグ戦12試合の出場ながら平均12.5得点、3ポイント成功率37.5パーセントと存在感を示していた。

福岡県出身で8月に23歳の誕生日を迎える小川は、176センチ77キロのポイントガード。福岡第一高校から日本体育大学へと進学し、同大3年次の2022-23シーズン途中に千葉Jとプロ契約を締結した。ルーキーイヤーにあたる今シーズンは、リーグ戦全60試合に出場し、1試合平均16分22秒のプレータイムで4.6得点1.3リバウンド1.6アシスト、3ポイント成功率33.1パーセントを記録。堂々たるプレーぶりで複数年契約を勝ちとった。

今シーズンの千葉Jは、天皇杯とEASLの2冠を成し遂げ、リーグ戦では東地区3位、チャンピオンシップ4強に進出。ここまでゼイビア・クックスとジョン・パトリックヘッドコーチの退団が発表されている一方で、富樫勇樹、原修太、金近廉との契約継続が発表されている。

この日、契約継続が発表された3選手のコメントは以下の通り。

▼ ジョン・ムーニー
来季も千葉ジェッツでプレーできることを楽しみにしております。千葉も、組織やチームメイトもブースターの皆さまも大好きです。新しいチームでの練習再開とチャンピオンシップに向けた戦いが今から楽しみです!!

▼ クリストファー・スミス
千葉ジェッツに戻ってくることができ、さらに来季も継続することできてとても楽しみです。ここは私や私の家族にとって第二の故郷のような場所でもあると感じているので、新アリーナでの新シーズン、またブースターやジェッツの皆さま、そしてチームメイトと会えることを楽しみにしています!

▼ 小川麻斗
千葉ジェッツブースターの皆さんいつも熱いご声援をありがとうございます!!今回、千葉ジェッツと2年契約を結びました。千葉ジェッツに加入して1シーズン半経ちますが地区優勝、天皇杯2連覇、そしてEASL優勝と沢山の優勝経験をすることができ、嬉しく思います。あと1つ、CS優勝を取れるように日々精進して参ります!そして、来シーズンは新アリーナで沢山の麻斗コールをしていただけるように頑張ります!

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