“NewJeansの母”ミン・ヒジン代表、2度目の緊急記者会見…黄色のツイードジャケット姿で登場

“NewJeansの母”ことADOR(アドア)のミン・ヒジン代表は、2度目の緊急記者会見で「黄色のツイードジャケット」と「ジーンズ」を選んだ。

ミン代表が緊急記者会見を開いたなか、注目が集まったのはファッションだった。

去る4月25日に開いた1度目の緊急記者会見で、ミン代表はロサンゼルス・ドジャースのキャップとグリーンのボーダーカットソーを着用した服装で登場し、話題を集めたことがある。

「応援してくれた方々に感謝したい」

ミン代表は5月31日14時30分、ソウル鍾路(チョンロ)区にある韓国プレスセンター19階のメファホールで、ADOR臨時株主総会と関連した緊急記者会見を開いた。

同日、ミン代表は黄色いツイードジャケットとジーンズを着て会見場に登場した。

前回の記者会見とは異なり、今回は多少服装に気を使ったようで、明るいカラーを選んだ。また、今回はキャップを被らず、前髪を上げた髪型だった。

ミン・ヒジン代表

4月25日、ソウル瑞草(ソチョ)区の韓国カンファレンスセンターで開いた1度目の記者会見が、歴史的にも長く残るほどインパクトが強かっただけに、ミン代表が着た服装も話題を集めた。

当時の服装は「ミン・ヒジンルック」と呼ばれ、関連商品がすべて品切れとなるハプニングもあった。

したがって、今回の緊急記者会見ではどのようなファッションで登場するかも関心が集まっていた。

ミン代表は「多くの方々が、私にとって大きな力になったという話を先に必ずしたい。もちろん、良い話ばかりがあったわけではないが、感謝をどのように表現すれば良いかわからないほど、応援してくれた方々に感謝したい」とし、「その方々のために、私が変な選択をしないことができた。応援してくれた方々のおかげで乗り越えられた」と伝えた。なお、14時30分から開始した記者会見は15時現在も続いている。

ミン・ヒジン代表

なお、ソウル中央地裁・民事合議50部(キム・サンフン裁判長)は前日の30日、ミン代表がHYBE(ハイブ)を相手に提起した議決権行使禁止仮処分訴訟で、「現在まで提出された主張と資料だけでは、HYBEが主張する(ミン代表の)解任事由や辞任事由が十分に疎明されていないと判断する」として、ミン代表の仮処分申請を認める決定を下した。

これにより、ミン代表はADOR代表職を維持することになったが、ADORの持分80%を保有しているHYBEは、臨時株主総会でミン・ヒジン側の社内理事であるシン副代表とキム理事を解任し、自社内部役員であるキム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)をADORの新社内理事に選任した。

ミン代表側は「ほかの2人の理事も解任されてはならない」と声を高めたが、阻止することはできなかった。

これにより、ADOR理事会は去る4月22日にHYBEが経営権奪取疑惑を提起、監査に着手してから39日目にして、1対3の構図でHYBE側に移ることになった。

結局、ミン代表は自身に反対するHYBE側の社内理事3人と「不便な同居」をしなければならない状況となった。

HYBEは社内の事情に詳しい3人の内部役員をADORの社内理事に選任することで、傘下レーベルの騒動を落ち着かせ、新ダブルシングル『Hot Sweet』でカムバックしたADOR所属グループNewJeansの支援に乗り出すものと見られる。

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