「彼は素敵だけど...」ドルトムントの伝説OBがベリンガムの“悪夢”を願う!? サンチョの活躍に期待「本当に素晴らしいチャンスだ」

元スコットランド代表でドルトムントOBのポール・ランバート氏が、古巣のジェイドン・サンチョとレアル・マドリーのジュード・ベリンガムについて語った。イギリスメディア『THE Sun』が報じている。

現地6月1日に、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝でドルトムントとマドリーが激突する。この一戦を前に、ランバート氏はサンチョについて、「全力を尽くさなければならない。成功するか失敗するか。1つのチャンスだ」と注目している。

「ジェイドンにとって、本当に素晴らしいチャンスだ。彼はドルトムントで永遠に伝説になれるかもしれない」

自身もドルトムントで1996-97シーズンのCL決勝のピッチに立ったランバート氏。ジネディーヌ・ジダンを擁するユベントスを3-1でくだしたファイナルで攻守に躍動し、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれている。

「ユベントス戦での活躍の後、ドルトムントでは今でも僕のことを伝説と呼んでいる」と明かすランバート氏は、かつてドルトムントにも所属していたベリンガムに関しては、「ジュードも伝説と言うから、僕は丁寧にそう呼ぶのをやめるように頼まなければならなかったんだ!」というエピソードも披露する。

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さらに同氏は、マドリーで図抜けたパフォーマンスを見せるベリンガムを「信じられないほど素晴らしいよ」と称えつつ、「彼は素敵な子どもだけど、土曜日に悪夢を見ることを願っているよ!」と、今回の決勝ではドルトムントを応援するようだ。

「よく守って、マドリーのカウンターに注意しなければならない。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、そしてボックス内に遅れて入ってくるジュードに対して、戦術的なファウルをする必要がある」

そして、「そのプレーは称賛に値する。“違い”を生み出すために努力すべきだ」と、サンチョの活躍に期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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