「よりもい」等身大パネル第2弾 茂林寺にちなみタヌキ姿 群馬・館林市

 群馬県館林市が舞台の一つになっているテレビアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(通称・よりもい)を活用した観光施策として市は30日、アニメキャラクターのオリジナルイラストと等身大パネル=写真=の第2弾を制作したと発表した。市内の名所、茂林寺にちなみタヌキの格好をしたキャラクターで館林らしさをさらに強調。地域の魅力発信や郷土愛の醸成、街の活性化などにつなげる。

 第1弾に続き、同アニメを制作したマッドハウス(東京都)が市のために描き下ろしたイラストは、アニメにも登場する茂林寺の境内が背景。タヌキのパーカーを着た主人公の玉木マリら主要キャラクター4人のほか、今回はマリの親友の高橋めぐみとマリの妹の玉木リンのサブキャラクター2人を追加した。

 新たなイラストと6人の等身大パネルは1日から市つつじが岡ふれあいセンターに常設予定。今後、イラストを活用した企画やグッズ製作も検討する。

 市つつじのまち観光課は「最初の放映から6年たった今でも多くのファンが訪れる。アニメを使った街づくりをしていくので、引き続き注目してもらいたい」としている。

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