JR芸備線の利活用を 広島市など沿線3市が協議会を初開催

広島市などJR芸備線沿線の3つの自治体で鉄道の利活用やまちづくりを話し合う初めての協議会が開かれました。

協議会には、三次・安芸高田・広島の3つの市のほか、JR西日本などの担当者14人が出席しました。この協議会は、利用が低迷する芸備線の沿線自治体が連携して利活用やまちづくりに取り組もうと設置されたものです。初回は芸備線の現状や今後の議論の進め方が共有されました。

■福山市立大学 渡邉一成 教授

「自分の市町だけで生活できるかというとそんなことは実際なくて、芸備線の沿線の3市におけるコンパクト・プラス・ネットワークの在り方を広域的に考えていこうと」

協議会は2025年までに利活用の案を取りまとめ、実証実験などを検討する予定です。

(2024年5月31日放送)

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