【MLB】「静かな時間が続いた」大谷翔平がトップを明け渡す 急浮上のジャッジが1位 公式が打者パワーランキング発表

MLB公式サイトは30日(日本時間31日)、打者部門のパワーランキングを発表。今季5回目となる最新版では、前回1位だったドジャース大谷翔平投手が2位となり、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手が前回7位から1位にジャンプアップした。

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■驚異の数字を叩き出すヤ軍主砲

前回ランキングでは大谷がトップだったが、最新版では2位に陥落。1位には5月に入って猛威をふるうジャッジが浮上した。

今季のジャッジは開幕直後から不振を囲い、MLB公式サイトによると5月4日までの34試合では打率.200、出塁率.336、長打率.392と低調だった。しかし、その後の22試合では打率.408、出塁率.521、長打率1.000という驚異の数字をマークし、急回復したという。

さらに同サイトはバレル数にも注目。「ジャッジが5月にマークしたバレル数30は、オオタニとマット・チャップマン内野手(ジャイアンツ)が保持していた月間最多記録24を打ち破った」とし、記録更新を伝えた。

一方の大谷については「比較的静かな時間が続いた」と表現し、29日(同30日)のメッツ戦で14号を放ったものの「9試合連続で本塁打がなかった。長打率はわずか.270だった」と指摘。その上で「それでもOPS+183、131塁打をマークしており、依然ナ・リーグトップだ」と称えた。

■過小評価されている大谷の盗塁

さらに「オオタニに関して見落とされがちなのは、過去3年間において成功率70%で平均19個だった盗塁が、今シーズンは13回試みてすべて成功していることだ」と記し、快足に目を向けた。

ジャッジの強烈な追い上げによって、トップの座を譲った大谷。得意の6月で再び抜き返せるか、ライバル2人のデッドヒートに注目だ。

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