白馬で大人気の「絶景」スポットで音楽フェス! 『HAKUBAヤッホー! FESTIVAL 2024』イベントレポート

メインステージでお客さんを惹きつけるゴスペラーズ

山頂からの素晴らしい景色と清々しい風を堪能できる贅沢な野外フェス、『HAKUBA ヤッホー! FESTIVAL』をご存知でしょうか。長野県白馬村にある「白馬岩岳マウンテンリゾート」の絶景空間で開催され、今年で4回目を迎えました。

今年の『HAKUBAヤッホー! FESTIVAL 2024』は、5月19日(土)から5月26日(日)まで8日間に渡り開催され、例年通りラスト2日間は豪華アーティストによる野外音楽フェスが行われました。筆者が参加した5月25日(土)の模様をレポートします。

■まずは白馬岩岳の「絶景空間」を堪能

まずは山麓駅からゴンドラリフト「ノア」に乗ります

山麓駅からゴンドラに乗り、約10分で標高1,289mの山頂へ到着。あっという間に白馬の街並みを見下ろせる空間に移動できます。

山頂駅で降りるともうこの景色

駅を降りてすぐの場所にメインステージを眺める観覧エリアがあり、ステージを右手に見ながら道を進むと沢山のキッチンカーが並びます。

一番奥には開けた眺望の良さで人気のカフェ「THE CITY BAKERY 白馬マウンテンハーバー」があります。こちらはイベントスタート直後には、入店の行列が出来ていました。

この日は午前中少し雲がありましたが、徐々に晴れてお昼過ぎには白馬三山がしっかり姿を現してくれました。「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の左手には大人気のアクティビティ、「 ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争 」があり、こちらにも列が出来ていました。絶好の“ヤッホー!”日和ですね。

■豪華アーティストによる音楽フェス

5月25日(土)の音楽フェスに登場したアーティストは、GAKU-MC、城 南海、川崎 鷹也、wacci、ゴスペラーズ、フィナーレはDEENという豪華な顔ぶれ。ステージだけでも1日中楽しめるラインアップでした。

音楽フェスのタイムテーブル

GAKU-MCから始まったステージは、コール&レスポンスやお客さんを巻き込むパフォーマンスはさすがで盛り上がり、皆さんの笑顔が溢れていました。後半には、能登半島地震のことに触れ、風化させないことが大切だというメッセージを込めて、ゴスペラーズの北山陽一とコラボした楽曲「僕は忘れない」を披露。GAKU-MCの熱い思いが溢れていました。

この後に続くステージでは、しっとりした美声に皆さんリラックスしながら聞き入ったり、ノリノリの曲では立ち上がって踊るなど思い思いに堪能していました。

この日はアーティストのコラボレーションも多く、ゴスペラーズのステージでは、wacciの橋口洋平が登場し、「別の人の彼女になったよ」を6人で歌うという豪華な演出も行われました。

ラストアーティストはDEEN。ミリオンセラーを達成した「このまま君だけを奪い去りたい」や「瞳そらさないで」などを熱唱し、会場が一つになり大盛況のうちに幕を閉じたのでした。

■青空の下、「絶景手ぶらリラックスヨガ」を楽しむ

メインステージを背に5番サウスリフトを降りると「白馬ヒトトキノモリ」に到着します。リフトからも白馬三山の素晴らしい景色が見れます。

5番サウスリフト

この日は無料のヨガイベントが「白馬ヒトトキノモリ」で開催されていたので参加してみました。靴を脱いで草の上に座るだけでも十分気持ちがいいですが、目の前に絶景、さらにこの環境でストレッチできるなんてこのうえないリフレッシュになると思いませんか。トレーナーはKAYO FIT BODYのKAYOさん。KAYOさんのハスキーで落ち着いたトーンの声で「山の景色を見て深呼吸するだけで筋肉が緩みます」と言われると、どんどん緩んでいく気がしました。

体がスッキリと軽くなった後は、「白馬ヒトトキノモリ」にあるカフェ「CHAVATY HAKUBA」で美味しいウバ茶を頂きました。

コロナ禍で始まった『HAKUBA ヤッホー! FESTIVAL』は、口コミなどで人気が広がり今年は5月25日(土)・26日(日)2日間の来場者数の合計は約3,000名でした。ゴンドラで手軽にアクセスできることもあり、小さいお子様連れのファミリー、ワンちゃんと一緒、中学生男子グループ、母娘、高齢のご夫婦など幅広いお客さんが参加されていました。昨年は約2,000名だったそうなので、来年はさらに増えるかも知れないですね! 気になった方は、ぜひ白馬岩岳マウンテンリゾートの最新情報をチェックしてみてください。

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