「正直びっくりした」佐野航大が大岩ジャパン初招集に驚き。パリ五輪に向けた覚悟も「目ざすべきところはU-23だとずっと思っていた」

オランダのNECでプレーするMF佐野航大が5月31日に取材に応じ、U-23日本代表に初選出された心境を語った。

大岩ジャパンはパリ五輪前、最後の調整の場となるアメリカ遠征を実施。6月7日(非公開)と同11日(日本時間12日9時KO予定)に、国際親善試合でU-23アメリカ代表と対戦する。

そのメンバーに名を連ねた佐野は、「正直びっくりした気持ちが強い」とし、次のように語った。

【PHOTO】U-23アメリカ代表と戦うU-23日本代表招集メンバーを一挙紹介!
「U-20のワールドカップが終わってから、次に自分が目ざすべきところはU-23だとずっと思っていた。海外に出て、試合に出られないなかでちょっと焦りもありましたが、そのなかでしっかり試合に出て活躍すると、やっぱり見られ方も変わってきたと思います。選出されて、今は嬉しい気持ちもありますけど、まだパリが決まったわけではないので、しっかり頑張りたいという気持ちです」

オランダではここまで公式戦3試合連続で得点を挙げるなど、躍動する20歳は、「ここ3試合で点が取れてるので、そこの数字はひとつ大きなアピールになる」と自信。そのうえで、「(アメリカ遠征は)本当に限られた時間なので、そこで自分のやりたいことをしっかり表現して、チームになじんでいきたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社