5月31日、Bリーグの年間表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24」が開催され、『ココロ、たぎる。賞』に、富樫勇樹（千葉ジェッツ）が選出された。
新潟県出身で現在30歳の富樫は、167センチ65キロのポイントガード。今シーズン開幕前に「FIBAワールドカップ2023」日本代表のキャプテンとしてパリオリンピック出場権獲得に大きく貢献。シーズン開幕後も東アジアスーパーリーグ（EASL）初優勝の原動力となり同大会のMVPを受賞すると、天皇杯でもチームを2連覇に導きMVPを受賞。リーグ戦も全60試合に出場するなど、チームの主力としてフル回転した。
壇上に上がった富樫は、「この賞をいただけてすごく光栄です。今シーズンはEASLという大会に出場させていただき、シーズン中にフィリピン、韓国、台湾とアウェーの試合を重ねながら戦ってきたすごくタフなシーズンでした。EASLと天皇杯の2冠で今シーズンを終えることになったんですが、胸を張って良い結果を残せたと言えるシーズンだったのではないかなと思います」と、今シーズンを振り返りながら喜びのコメント。
また、「Bリーグが始まって以降、一番負けたシーズンではあったのですが、勝つことの難しさを感じながら、逆に勝つ喜びを今まで以上に感じることができたシーズンだったと思います。個人として受賞させていただきましたが、チーム、ブースター、スタッフ、チームメートの助けがあってこそだと思います。僕が代表して受け取りますが、タフな今シーズンを戦い抜いた皆さんに感謝したいと思います」と、ともに戦った仲間たちへの感謝を口にした。
◆▼「ココロ、たぎる。賞」歴代受賞者
■2022－23シーズン
千葉ジェッツ
河村勇輝（横浜ビー・コルセアーズ）
■2023－24シーズン
富樫勇樹（千葉ジェッツ）
