クマ大量出没時は「警報」発令 「お仕置き放獣」より捕獲・駆除優先 県も対策強化へ 出没増える秋の運用開始目指す

資料:クマ

クマによる人身被害の防止に向け、長野県も対策を強化します。

31日、県環境審議会でクマの保護管理の計画変更が諮問されました。県内では2023年度、クマによる人身被害は11件発生、2023年10月には、わなにかかったクマに襲われた男性が死亡する事故も発生しています。

大量出没時には新たに「警報」を発令し、原則だった「お仕置き放獣(学習放獣)」より、捕獲・駆除を優先することなどを管理計画に盛り込む方針です。

今後、パブリックコメントなどを実施し、出没が増える秋ごろからの運用開始を目指しています。

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