【新日本・BOSJ】DOUKIがBブロック2位通過 高橋ヒロムと直接対決の優劣で準決勝進出

ロビー・イーグルス(左)と高度なテクニックの応酬を見せたDOUKI

新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」31日後楽園ホール大会のBブロック最終公式戦で、DOUKI(32)がロビー・イーグルス(34)から6勝目。ブロック2位で準決勝(6月3日、後楽園)進出を決めた。

ここまで3敗のDOUKIは、2敗の石森太二と高橋ヒロムを追う状況。公式戦の直接対決では石森に敗れ、ヒロムに勝利をしている。この日の試合に勝利した上で、ヒロムが石森に負ければ逆転の2位通過という条件下で最終日を迎えた。

左足一点集中攻撃にさらされ大苦戦が続いたDOUKIは、アサイDDT、ターボバックパックとロビーの得意技を連発される。それでも何とファイヤーバードスプラッシュをキャッチ。そのままイタリアンストレッチNo.32(変型ダブルアームバー)に捕獲して反撃に転じた。

さらに両者は高度な切り返し合いを展開する。ロン・ミラー・スペシャルを狙われたDOUKIだったが、さらに体を入れ替えてバックに回るとスープレックス・デ・ラ・ルナ一閃。逆転の3カウントを奪ってみせた。

執念の逆転勝利を収めたDOUKIは「何よりもまずロビー・イーグルス強えな…。でも、今日勝ったのは俺だ」と対戦相手を称賛しつつ「まずはこの試合を見るだけだ」と言い残して控室へ。直後のメインイベントでヒロムが石森に敗れたため、DOUKIが逆転でBブロック2位通過を決めた。

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