公式戦41連勝中の広陵(広島)軸に優勝争いか 高校野球春季中国大会展望

広島県大会で無失点の好投を続けた広陵の堀田

 高校野球の春季中国地区大会は1日、広島県呉市の鶴岡一人記念球場と同県東広島市の東広島運動公園野球場で開幕する。開催県の広島から4校、残り4県は、各県大会の優勝校が出場する。優勝争いは、県大会と中国地区の公式戦で41連勝中の広陵(広島)を中心に、昨秋中国大会4強の宇部鴻城(山口)、投手力の高い倉敷商(岡山)が絡んできそうだ。

 広陵は、エース高尾を温存しながらも、2年生右腕堀田が18回2/3を無失点に抑えるなど、選手層の厚さを見せて県大会を制した。野手陣もU―18高校日本代表候補の土居や只石らがおり、大会2連覇を視界に捉える。

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