5月31日、Bリーグの年間表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24」が開催され、アルティーリ千葉のブランドン・アシュリーが『B2レギュラーシーズン最優秀選手賞（MVP）』を初受賞した。
アメリカ出身で現在29歳の同選手は、206センチ104キロのセンター兼パワーフォワード。アリゾナ大学を経て2015－16シーズンからNBA Gリーグのテキサス・レジェンズに入団し、その後はニュージーランドやオーストラリアなど世界各国でプレーを続ける。A千葉には2022年に加入し、在籍2年目の今シーズンは先発ビッグマンとして1試合平均16.4得点7.3リバウンド2.4アシスト1.1ブロックの成績を残した。
ビデオ出演で登場したアシュリーは「これほどの賞をいただけたこと、大変光栄です」と挨拶し、「素晴らしいチームとスタッフに恵まれたことの結果だと思うので、彼らも一緒に受賞したという気持ちです。私やアルティーリ千葉を応援してくださったすべての方に感謝しております」とメッセージを贈った。
今シーズン、B2レギュラーシーズン史上最高の勝率93.3パーセント（56勝4敗）を記録するも、プレーオフはセミファイナル敗退でB1昇格を逃す悔しい結果に。「自分たちの目標には届かなかったですが、レギュラーシーズンでの56勝というのは誇るべきことだと思います」と、アシュリーは1年間の軌跡を振り返っている。
なお、25日にA千葉は一挙8選手と来シーズンの契約合意を発表し、アシュリーも残留が確定。今シーズンに果たせなかった目標を成し遂げるべく、再びA千葉のユニフォームを身にまとう。
◆▼歴代B2レギュラーシーズン最優秀選手賞（MVP）
■2020－21シーズン
トレイ・ジョーンズ（群馬）
■2021－22シーズン
テレンス・ウッドベリー（香川）
■2022－23シーズン
マット・ボンズ（長崎）
