停電時、コンセントから外しておくべき家電4選 その理由や考えられる悪影響とは

停電になったらコンセントを抜いておくべき家電がある!

夏が近づいてくると、自然災害に対しての知識をある程度備えておかなければならなくなります。梅雨の終わりの豪雨、夏の台風やスコールなど、夏は自然災害が起きやすい時期なのです。

自然災害で発生しやすいのが、停電!停電時、コンセントを刺しっぱなしにしておくと危険な目に遭ってしまう家電が、家の中にはたくさんあります。

停電時、コンセントから外しておくべき家電4選

停電したときにすぐにコンセントを抜くべき家電は、以下のものがあります。

1.暖房器具全般

暖房器具は、電気が一気に流れると高温状態になる可能性が高いので非常に危険です。

  • 電気ヒーター
  • 電気絨毯
  • 電気毛布
  • 電気ストーブなど

コンセントを繋いで電気を流すことで温かくなるアイテムは、電流が一気に流れてきたとき非常に危険です。冬場使ってそのままになっているものや、冬期の積雪などによる停電などのときは、停電が起きたら暖房器具のコンセントを抜いておきましょう。

2.ドライヤー・アイロン

ドライヤーやアイロンは、発熱する家電です。消費電力が比較的大きいという面でも、停電時は非常に危険。

アイロンのコンセントを刺しっぱなしにしてくと、地震や停電のパニックでアイロンが倒れてしまい、コンセントが入っていたため電気が復旧したら熱を持ち、床を焦がしてしまう恐れがあります。床が焦げるだけであれば処理は簡単ですが、火事になると取り返しがつきません。

3.テレビ

停電時、情報は基本的にスマホから得ることが大半です。そのため、テレビのコンセントは抜いておいても差しさわりありません。通電時一気に電気が流れると、テレビは故障する可能性があります。

情報を得る媒体を失う可能性が高いので、テレビのコンセントは抜いておいて間違いありません。

4.回転する家電

なにかが回転する家電は、コンセントを抜いておきましょう。

  • ハンドブレンダーやミキサー
  • 電気のこぎり
  • 電気ドリルなど

通電のタイミングで回転し、なにかを傷つける恐れがあるものは、コンセントを抜いておくべきです。思わぬタイミングで稼働し始め、とんでもないけがをする可能性があります。

災害時は人手が足りず、救急などの援護をすぐに受けられない可能性が高いので、けがの可能性があるものは極力コンセントを抜いておくと安心です。

コンセントを入れっぱなしにしておくと、どうなるの?

コンセントを抜くべき家電のコンセントを入れっぱなしにしておくと、どのようなことが起きるのでしょうか?

  • 通電時に大きな電力が家電に流れ込み、家電が発火やショートする
  • 家電が急に稼働することにより、ぼやや火事、けがをする可能性が高まる

家電への正しい対応方法を取っていなかったばかりに、家電をダメにしてしまったり家に甚大な被害を及ぼしてしまう可能性があります。停電はどんな場所に住んでいても起きる可能性があるので、知識を蓄えておきましょう。

まとめ

停電時にコンセントを抜いておくべき家電は、複数あります。それぞれの家電の特徴を把握し、コンセントを抜いておくべきかを見極めてくださいね。

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