伊藤美誠、王曼昱にストレート負けで初戦敗退 平野美宇との“黄金世代対決”実現ならず、世界2位は再び日本勢と対戦へ【WTTチャンピオンズ 重慶】

卓球の「WTTチャンピオンズ重慶」は5月31日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)は同2位の王曼昱(中国)と対戦。0-3で敗れ、初戦敗退を喫した。

◆平野美宇、対戦決定の世界2位・王曼昱相手には「下克上を起こせるように準備したい」 パリ五輪を前に東京との違いにも言及

■立ち上がりは攻勢も失速

初戦で実現した伊藤と王曼昱の対戦。伊藤にとっては2ゲームを先取し奮闘した「シンガポール スマッシュ 2024」に続く対戦となった。

第1ゲームから流れを握ったのは伊藤で巧みなサービスにレシーブ、機を見てのバック、フォアのスマッシュと変幻自在に王曼昱を揺さぶる。それでも、驚異の守備力を見せる王曼昱に9-11で奪われる。

第2ゲームも伊藤が積極的に前に出るなか、最後のところで王曼昱のブロックを崩せない。デュースの末に11-13で重要なゲームを取られた伊藤は、一方的な展開となった第3ゲームを2-11で落とし、ストレートで沈んだ。

この結果、31日の1回戦で勝利していた平野美宇(木下グループ)との“黄金世代対決”は実現ならず。日本勢の前に、再び王曼昱が立ちはだかることになった。

◆平野美宇、対戦決定の世界2位・王曼昱相手には「下克上を起こせるように準備したい」 パリ五輪を前に東京との違いにも言及

◆【まとめ】早田ひな、張本美和、平野美宇が2回戦へ WTTチャンピオンズ 重慶 2024 日程、出場選手、最新ニュース、放送・ライブ配信予定一覧

◆早田ひな、中国選手との差について言及「孫穎莎選手と陳夢選手が10としたら……」 パリ五輪に向けて「新しい技に挑戦したい」

© 株式会社Neo Sports