「キョウゴが去るのは見たくない」浦和関心報道の古橋亨梧の去就にセルティックメディアが見解「帰国を考えていたなら、4年契約を結ばなかったはず」

突如として浮上した日本帰国の報は、現地でも驚きをもって伝えられた。だが、セルティックメディアは、古橋亨梧が去ることはないはずだと報じている。

古橋は先日、浦和レッズからの関心が話題となった。退団が見込まれるレンタル中のオラ・ソルバッケンの代わりに興味を示しているというものだ。

周知のとおり、今季の古橋はブレンダン・ロジャーズ監督の下で過去2シーズンほどのパフォーマンスを見せられなかった。アンジェ・ポステコグルー前政権とのスタイルの違いに苦しんだことが大きいとされている。

それでも勝負どころの大事な試合でネットを揺らすなど、古橋はセルティックの3連覇に貢献した。それだけに、残留を望む声があるのは当然だ。

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セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、サイモン・ドネリーは『Superscoreboard』で、日本発信とされる浦和の古橋への関心について、信ぴょう性に疑念を表した。そのうえで、「キョウゴが去るのは見たくないだろう」と話している。

「彼にはオファーがたくさんあると思う。ベストじゃなかった。あり得ることだ。だが、もう少しキョウゴを見ていたい」

コメントを伝えた67 HAIL HAILは、「この夏キョウゴはどこにも行かないと思う」と報じている。

「彼が帰国を考えていたなら、昨夏新たに4年契約を結ぶことはなかっただろう」

2021年夏に加入してから3年、古橋はゴールを量産してきた。そのキャラクターからもサポーターに愛されている。一方で、ロジャーズの下で輝いていけるかの懸念があることも確かだ。今季後半戦でレンタル加入したアダム・アイダとのポジション争いは議論を呼んでいる。

来年1月で30歳になる古橋は、キャリアの今後をどう見据えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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