早田ひな、中国選手との差について言及「孫穎莎選手と陳夢選手が10としたら……」 パリ五輪に向けて「新しい技に挑戦したい」【WTTチャンピオンズ 重慶】

卓球の「WTTチャンピオンズ重慶」は5月31日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)は同18位のブルーナ・タカハシ(ブラジル)と対戦。3-0で勝利し、2回戦進出を決めた。

早田は安定した立ち上がりで第1ゲームを11-5で先取すると、第2ゲーム以降も相手にペースを与えないまま試合は推移。11-8、11-9でそれぞれのゲームをものにした早田が順当に次のラウンドへ突破を決めた。

早田の試合後のコメントは以下の通り。
※取材協力:WTT

◆【速報/動画あり】早田ひな、孫穎莎との“日中エース対決”でストレート負け 第3ゲームは激しいラリーの応酬も、世界女王に屈しベスト8で終戦

■孫穎莎と対戦可能性の今大会

パリ五輪に向けて

もちろん技術の向上をして、もっとパリの緊張した場面で出せるように精度を少しづつ上げていってるような状況。もう1つ、2つパリまでに自分の新しい技に挑戦したいので、それは練習しているところです。

中国選手に比べて自分の位置は

言葉で表現するのが難しいですが、中国人選手では五輪でいうと、孫穎莎選手と陳夢選手が10としたら、私は6くらいの位置かなとは思っています。

中国以外の韓国やドイツなどの代表選手は私たちと実力が変わらない選手だと思う。その中で中国人選手が実力としては抜けていると思ってるので、そこに早く辿り着けるように頑張りたい。

WTT重慶の目標

パリ五輪のシードがかかってくるので、すごく大事な大会になっている。レベルが高いので、しっかり1試合ずつ勝っていくことを目標に、そして次勝ったら孫穎莎選手とやる可能性があるので、自分が準備してきたことを今大会100%出せるように頑張りたいです。

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