【オリックス】山下舜平大は「プロレスラーが投げてるみたいだ」ネット裏の他球団が〝悩める新怪物〟に指摘

山岡泰輔(左)と並んで歩く山下舜平大

オリックス・山下舜平大投手(21)が未勝利のままで二軍調整が続いている。160キロの剛球とカーブで〝新怪物〟と呼ばれ、山本由伸(ドジャース)の後の先発の柱として期待されたはずが、3試合で2敗、防御率6・43と結果が出ず、4月20日に出場登録を抹消。今も二軍での調整が続き、チーム低迷の原因の1つとなっている。

昨季は9勝、防御率1・61をマークして新人王を獲得したが、3試合で15四死球と制球力を乱し、宝刀カーブもタイミングを合わされた。ネット裏の他球団関係者は「体がデカくなりすぎてるんじゃないか」と口を揃えていた。山下は昨オフに食事改善とトレーニングで肉体改造に着手。毎日5食を続けて体重7キロ増の105キロにグレードアップし、4年目の飛躍を誓っていた。

しかし、これがフォームを崩すことにつながったという。「当然相手も研究してくるし、同じカーブが通用しづらいのはあるが、それより筋肉が邪魔して体全体のキレがなくなっている。しならないのでリリース時から球筋が分かる。プロレスラーが投げているみたいだ」との声も聞かれた。

チームはケガ人続出で借金生活を強いられ、投手陣も宮城、宇田川、小木田、山崎、山岡ら3連覇の立役者たちが不在。山下の復活が待たれるが…。

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