「ごみゼロの日」に横浜駅周辺で一斉清掃 356人が参加 横浜市中区・横浜市西区・横浜市南区

街路に落ちているごみを拾う参加者ら

「ごみゼロの日」にあたる5月30日、横浜駅とみなとみらい21地区の新高島駅周辺で「横浜駅をきれいに!キャンペーン」が行われた。計64・5kgのごみが回収された。

清掃活動は「清潔できれいな街づくり」を推進するため、西区役所が主催したもの。周辺自治会をはじめ地元の振興協議会や企業、エリアマネジメント団体、鉄道事業者、県警察など約60団体、356人が参加した。

参加者は各エリアに分散し、空き缶やたばこの吸い殻のごみ拾いや落書きの除去などの清掃のほか、歩きたばこ・受動喫煙と自転車放置の防止の啓発活動を実施した。

菊地健次区長は開始にあたり「地域・事業者・行政、みんなで地道に取り組むことが大事。2027年のグリーンエキスポや脱炭素化社会に向けて結束力を高めていきましょう」とあいさつした。

西区役所によると、活動に参加する団体や人数は年々増加しているという。今回初めて参加したサステナブルソリューションズ(株)=西区みなとみらい=は自社のレーザークリーニング装置で落書きの除去作業を行った。営業部の河村奈々江さん(38)は「地域に貢献したいと思い参加した。横浜駅の環境美化の役に立てれば嬉しいです」と話していた。

駅の利用客に啓発物品を配布する様子
壁面の落書きを除去

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