ガザに思い馳せ 作品展に来場者多数 相模原市緑区

来場者に作品を説明する上條さん。「あの時の子どもたちのうれしそうな笑顔が頭から離れないんです」

「パレスチナ・ガザの画家と子どもたちの作品展」(PHAP主催)が5月24日から5日間、相模原市民ギャラリー(中央区)で行われた。市内外から多くの人が訪れ、壁いっぱいに飾られた7人の画家とガザの子どもたちの作品を鑑賞し、遠い国に思いを馳せた。

PHAP代表の上條陽子さん(87・南区在住)によると交流のあった7人の画家全員と連絡が取れたが、親族を亡くした人や他国へ避難している人が大半だという。上條さんは「戦争は犯罪。一日も早く終戦してほしい。子どもたちの作品を見たら何か感じてもらえるはず」と強い口調で述べた。同展の様子はNHK国際放送から世界へ放映される予定。

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