モーッと飲んで 牛乳の日PR活動【岩手】

JR一ノ関駅西口で登校中の生徒に牛乳を配る関係者

 牛乳の日(6月1日)のPR活動は31日、県内一斉に行われ、関係者が牛乳離れが進む若い世代に県産牛乳を配り、酪農業への理解と消費拡大を呼び掛けた。

 JA全農いわてが主催し、県牛乳普及協会や県内各JAが共催。県内主要駅と大学構内の8カ所で200ミリリットル入り牛乳パックと6月の牛乳月間キャンペーンを知らせるポケットティッシュ計3600組を配った。

 このうち、JR一ノ関駅西口の活動にはJA全農やいわて平泉、県、一関市内生産者や製造業者19人が参加し、通勤・通学者に「あすは牛乳の日です」「牛乳を飲みましょう」と声を掛けながら500組を配布。登校中の男子高校生(16)は「中学校では毎日給食で飲んでいたので、今後も飲むようにしたい」と語り、牛乳を受け取っていた。

 牛乳の日は、国連食糧農業機関(FAO)が提唱する世界牛乳の日(6月1日)にちなみ、2007年に日本酪農乳業協会(現・一般社団法人Jミルク)が制定した。

 JA全農いわてでは、クイズに答えて応募すると抽選で乳製品セットやオリジナルクオカード(1000円分)が当たるいわての牛乳月間キャンペーンを30日まで展開している。

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