【新日本】『SUPER Jr. 』で大飛躍するDOUKIがイーグルスに執念の勝利「ロビー、お前はDOUKIを一番評価してくれる一人の選手だった」

新日本プロレスは5月31日 (金)、東京・後楽園ホールにて『BEST OF THE SUPER Jr.31』を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.31』
日時:2024年5月31日 (金) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,170人

セミファイナル(第7試合)では『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦が行われ、DOUKI(4勝3敗1不戦勝)とロビー・イーグルス(4勝3敗1不戦勝)が対戦し、一進一退の攻防の末、DOUKIが15分41秒スープレックス・デ・ラ・ルナで執念の勝利を収めた。

<試合結果>

▼セミファイナル(第7試合) 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦
DOUKI〇(6勝3敗=12点)
vs
ロビー・イーグルス×(5勝4敗=10点)
15分41秒 スープレックス・デ・ラ・ルナ

■試合後バックステージコメント

DOUKI「(※床に座り込み)何よりも……何よりもまず、ロビー・イーグルス強えな。でもな、今日勝ったのは俺だ。(※英語で)DOUKIが嫌いな皆さん、本当に申し訳ない。ハハハ……。すまないね。俺が勝った。(※日本語に戻して)俺もよ、ロビーも、お互いライバルって言ってたよな。お前とはよ、今日で5回目。でもな、今日まで俺はぜんぶお前に負けてんだよ。それでも、それでもなおロビー……お前は俺のことをライバルだって言ってくれる。ロビー、お前はDOUKIを一番評価してくれる一人の選手だったな。まだ1勝かもしれない。でもな、今日やっとお前のことを、世間もライバルって認めてくれたんじゃねえか? 今は『SUPER Jr.』中だ。ほかのこと考えている余裕はない。でもな……(※英語で)ロビー、お前、白くてセクシーな王座持ってるだろう……『BOSJ』の後……IWGPジュニアヘビー級王座を奪って……その後は、俺がお前の国に行って、俺がその白くてセクシーな王座を奪ってやる。でも、まずは『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝だ。(※日本語に戻って)まずは、この試合(メインイベント)を観るだけだ」

ロビー「(藤田からWORLD OF PWA王座を渡され)ありがとう…(ZSJ、藤田に対して)時間を無駄にさせてしまって悪かったな…(床に座り込む)お前たちがいてくれたからもっと出来ると思ったけど……ファック!本当にありがとう。」

ザック「あまり自分を責め過ぎるなよ」

ロビー「クソ……。俺はひざまづかない。DOUKI、俺たちは共にこの旅路を始めた。6年前…お前も俺も初出場だった。3人目のエル・ファンタズモという奴もいたな。俺とお前はそこからJr.ヘビー級でやり合ってきた。ハハハ……。そして今回『BOSJ』で5回目の対戦だった。いつもはリーグ序盤だから、お互いまだ疲れがない状態での対戦だったな。
今回もお前は怪我もなく、リーグの始まりよりも万全の体調だと言っていたが、俺は嘘だと気づいているけどな! 去年、俺は気づいたんだ。お前はライバル以上の存在だ。セルリアンブルーのマットの上では、俺たちは『永遠のキョウダイ』だ。去年、お前とやれなくて残念だった。異なるブロックだったからな。でも、今年は俺は……(プレーオフに)行けないんだ。俺はお前が(プレーオフに)行くのも、止めるつもりだった。確率は低いが、お前はまだ、準決勝にいく可能性が残ってる。(※日本語で)オメデトウ、DOUKIサン…!オメデトウ…!」
次の試合が上手くいって、準決勝に行く願いが叶ったら…去年のデスペラードが最後の最後、俺をリーグから追い出したように…お前が制覇するんだぞ。お前はTMDKではないけど…お前はジャパニーズ・ヤングパンクでも、イチバン・スイートボーイでも、コーセイ・フジタでもないけど、俺はお前を応援する。クソが……。あ、わかったぞ。(王座を指差しながら)オーストラリアへ来い。行きたい気持ちがあるのは分かってるぞ。カンガルーを見たり、コアラを抱けるぞ。でも、そんなことよりも、俺のこの魂(王座)を奪ってみろ。『SUPER Jr.』を俺から奪ってみろ。長くなってすまない。すぐに終えるからな。(※日本語で)ハヤイネ、ハヤイ。
(※英語に戻り)6年連続の『BOSJ』出場。最初から最後まで真剣に挑んだ。誰も否定しないだろう。これからも俺は評価されるべき評価を得ることはないだろう。それでもいい。でも来年の『BOSJ』までに俺は……ここで宣言するから、どこの記事やSNSに出してくれていい……6年連続出場。俺は、来年の『BEST OF SUPER Jr.』へも出場権を得る為なら、なんでもやる。
そしたら、俺は外国人連続出場記録のタイ記録を達成することになる。その記録保持者が誰だか分かるか?(カメラマンに向かい)プリンス・デヴィットだ。俺があいつと肩を並べることになる。だから、あと2年連続出場が出来れば……俺がルールを破り、記録も破るんだ。」

<写真提供:新日本プロレス>

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