鉄パイプで襲いかかるブラジル国籍の男に警察官が拳銃を構え警告 発砲はせず 公務執行妨害の疑いで男を逮捕 富山市

富山中央警察署によりますと、6月1日午後0時半ごろ、富山市向新庄町で住民から「1時間ほど前から路上で叫んでいる男がいる」と警察に通報がありました。

通報を受けて、警察官が現場に駆けつけ盾などをもって、大声を出している男に鉄パイプを捨てるよう説得していましたが、午後1時20分ごろ、男は盾を持っていた警察官に鉄パイプで殴りかかる暴行を加えたということです。その後、別の警察官が拳銃を構え警告。発砲はしませんでした。そのほかの警察官が男を取り押さえ、富山市向新庄町のブラジル国籍の49歳の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。けが人はいなかったということです。

警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。

富山中央警察署は「現時点で拳銃の使用について問題なかったと考えている」としています。

© 株式会社チューリップテレビ