横須賀芸術劇場の運営を手掛ける横須賀芸術文化財団がダイレクトメールの送付をミスし、利用者の個人情報が外部に漏えいするという事案が発生した。今回の事故は、5月30日の夕方に判明し、定期購読者に誤って他の顧客の氏名と住所が印刷された送付状が郵送されたというもの。
このミスは、購読者からの報告によって明るみに出た。財団側はすぐにミスを認識し、対象者に個人情報の誤送付を謝罪し、誤配された送付状の破棄を要請した。この際、他の連絡手段がなかったため、速達郵送での対応となった。
事故発生後の対応
- 当該連絡者に謝罪及び誤発送された送付状の破棄依頼
- 漏えい対象者に対する事実報告と謝罪、及び防止策についての説明
今後の防止策
横須賀芸術文化財団は再発防止を誓い、発送物に対して発送前の徹底した複数人チェックを行うこと、発送に関する作業手順の見直しを行うことを公表した。また、横須賀市文化スポーツ観光部からは、指定管理者と委託業者に個人情報の厳密な取り扱いを再確認し、徹底するよう指導があった。
問い合わせ先
事務担当：横須賀市文化スポーツ観光部文化振興課
電話番号：046-822-8116
