ランパード氏が監督業に復帰? コンパニ後任にバーンリーがリストアップ

バーンリーは、フランク・ランパード氏を新監督候補の一人に据えているようだ。5月31日、イギリス紙『タイムズ』が報じた。

2023-24シーズンのプレミアリーグを19位で終え、1年で2部チャンピオンシップに逆戻りしたバーンリーでは、ヴァンサン・コンパニ監督が今季限りで退任する。バイエルンの新指揮官に就任する同監督の後任を探しており、ランパード氏も候補に挙がっているようだ。

報道によると、コンパニ監督のアシスタントコーチを務めていたクレイグ・ベラミー氏も候補者の一人。また、フルアムやボーンマス、クラブ・ブルッヘで監督を歴任したスコット・パーカー氏も、バーンリーのショートリストに名前が載っているようだ。

現在45歳のランパード氏は、現役時代にチェルシーやイングランド代表などで活躍。引退後はチェルシーのユースコーチとして指導者キャリアを歩み始め、2018-19シーズンにダービー・カウンティでプロの監督業に初挑戦した。同クラブをチャンピオンシップの昇格争いに導いた手腕が評価され、2019年夏に監督としてチェルシーに復帰した。

『スタンフォード・ブリッジ』復帰後1年目は補強禁止処分を受けたなかで生え抜きの若手を抜てきし、チャンピオンズリーグ出場権の獲得に成功した。しかし、2シーズン目は大型補強を行いながらも結果が出ず、2021年1月に解任された。

2022年1月からはエヴァートンの監督に就任し、1年目はプレミアリーグ残留に成功。しかし、2022-23シーズンも残留争いに巻き込まれ、2023年1月に解任された。

同年4月、グレアム・ポッター元監督の解任を受けて、暫定監督としてチェルシーに復帰。22-23シーズン終了まで古巣を率いた後は、約1年フリーが続いている。

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