マイケルさん遺族、遺産受け取り保留続く 税務省は1100億円要求!価値決定できず税金問題未解決

歌手の故マイケル・ジャクソンさんの子供らは、長期に渡って続いている税金問題が解決するまで、父親の遺産を受け取ることができないことがわかった。プリンス(27)、パリス(26)、ビギ(22)、そしてマイケルの母親のキャサリン(94)は、マイケルの遺言執行人のジョン・ブランカとジョン・マケインからその旨を伝えられたという。

米国税務省(IRS)はマイケルの遺産管理団体の納税申告書を監査したところ、資産を過少評価しているとして不足通知を発行、税金と罰金合わせて7億ドル(約1100億円)の支払いを求める文書が今週提出されたことをピープル誌が伝えている。

2021年に遺産管理団体は税金問題について異議を唱え、租税裁判所で勝訴したものの、弁護団は、ソニー・ミュージックが所有するマイケルのカタログMijacの価値を再検討する申し立てを提出、現在も保留中となっている。この結果、税金に関する遺産の価値が決定できず、両者は裁判の判決が下される前に控除額に同意する必要がある状況だ。

この手続きが進行中の一方、弁護団は、行政の承認待ちとなっている遺産の一部をマイケルの家族信託に渡すよう求めたものの、遺言執行人らは現段階で問題なく渡せる金額を決めることができない可能性があるとして、その申請を拒否していた。

一方マイケルの家族信託は連邦遺産税を考慮し、遺産の20%をチャリティに分配する必要があり、その後残りの遺産が複数の信託に分配される仕組みとなっている。よって、この税金問題の解決はチャリティへの寄付額を決定するために必要不可欠で、遺産執行人はその解決まで、遺産管理団体がマイケルの子供らと母親に家族手当を支払うことを提案している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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